「30歳を超えて転職を考えていますが・・・仕事には自信がないし人脈もゼロ!やっぱり今の会社に我慢して働き続けた方がいいのかな?」
「5年・10年後の明るい未来が想像できないんだよね」
一般的に会社の中堅社員の年齢層は、30代~50代と幅広くその役割も多いです。特に30代ですと「主任」「係長」「課長」「店長」など職位がついても、大して大幅に給料がアップしている訳でもなく、限られた職権しかありません。その割にはチームリーダーとして忙しかったり、責任感からのストレスで転職を考えるのは30代が一番多い年代と言っても過言でないでしょう!
でも30代ってある程度の仕事ができるようになっている反面、一人前でもないから、転職するには勇気が必要なんですよね。要するに自信満々で転職できる武器(知識・スキル・人脈など)が備わっていないのが30代です。
でも安心してください。きっと30代を超えた中途採用は、即戦力にならないと採用されないと思っているから不安になると思うのです。この記事では、30代にもっと必要なことは何かを私よりお伝えいたいと思います。ちなみに著者も20代と30代に2回転職を繰り返し遠回りをしましたが、今は某不動産会社の営業部長兼総務部長として働いております。
【簡単に自己紹介】
著者は某不動産会社の営業部長兼総務部長として、現役で働く50歳男性・通称「メタボ父さんです(^_-)-☆」
新卒で金融機関に就職し7年間、融資係を経験した後に1度目の転職で不動産業界に再就職をしました。不動産業界では売買営業マンとして働き、会社や上司に恵まれたおかげで平均的なサラリーマン収入より高い稼ぎが得られて金融機関時代より3倍の年収になりました。
その後、子どもが産まれて子どもの運動会に参加したい等、仕事だけでなくまともな時間が欲しくなり現在の会社に2度目の転職をしました。無我夢中に一生懸命仕事をしているうちに仕事が楽しくなり、40歳を超えたあたりで人生哲学ができて現在の仕事を適職と思えるようになりました。
コロナ禍で大手・中小企業の中途採用が激減しました。ニュースで取り上げられる飲食店のように、運転資金が底をつきあと数カ月で家賃を払うことさえもできなくなる状況は、個人事業主にとどまらず中小企業にも言えることです。また今いる社員は何とか雇用できても、リーマンショック以上の先が見えない経済状況ですから中途採用をストップしている企業が多い感じです。
企業の採用基準は10社あれば10通りの考えがある訳で、絶対的な答えはないと思います。しかし中途採用の中途という言葉を外した「採用」をいう枠組みで考えると、採用される人の特徴は似ており、また企業から見たら採用後、個人から見ると転職後に成功していると思われる社員には似た特徴があります。要するに、中途採用で求められる人物像のイメージをお伝えしたいと思います。
本日は、私自身が採用の面接官をやっているので、会社が30代」になった方に求める人物像について徹底解説していきたいと思います。3分程度で読める記事なので最後まで、お付き合いいただけたら幸いです。
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1:中途採用=即戦力は間違いです
中途採用は、キャリアと経験を重視した即戦力を採用するために行うと言われております。この考えは勿論正しいのですが、もっと正確に話すと前の会社でどのような経験を積んでいるかを考慮する程度で、その人となりの人物像を最終的には判断することになります。
少しわかりづらいと思うので、私の採用基準と経験よりもう少し話しますね。私は現在、営業部と総務部の責任者なので、兼任部署でもある不動産部で中途採用営業職の採用面接もします。会社が採用する目的は、事業計画に伴う不足を人材で補いたいからで、できれば経験と知識を備えた即戦力がほしいです。
とは言え、同じ業界からの転職であっても社風が違う会社で、今までとおりのスキルですぐに活躍できるかと言ったら無理と会社は判断しているものです。だから、事業計画の不足部分を補充する目的で中途採用の募集をかけるだけです。
つまり、ある程度の教育だけすれば即戦力になると予想される仕事力しか、最初は求めていないのです。
新卒採用のようにじっくり育て上げる気持ちはないので、中途採用に求めるのはその人物の人となりです。
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※ちなみに中途採用=即戦力でない転職経験記が下記の記事より読めます
さっさと転職するには退職代行サービス35,000円がおススメ
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2:企業が求める30代に必要な人物像
では企業が40歳以下の年齢条件で中途採用を募集する際,どのような人材を求めているかをお伝えします。私は下記の3つを応募者に求めました。何故かと言うと、この3つが備わっていればどんな職種へ転職しても成功すると思っているからです。
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★「素直」
★「ポジティブ」
★「仕事好き」
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この3つを中途採用の基準としておりました。
決して精神論ではないのです。
日本経済を支えるのは中小企業です。戦後日本が経験した高度成長期の右肩上がりの時代から右肩下がりの時代になりました。企業が色々な知恵と工夫と努力で存続できますが、常に生き残っていく企業は「時代に合ったビジネスモデル」を実践できている会社だと思います。人昔前からホワイトカラー不要論が出始めて、50歳過ぎの事務系管理職はAI時代では不要だと言われてきております。
その背景には50歳過ぎの社員は「終身雇用制度」など育った時代背景も重なり「素直」「ポジティブ」「仕事好き」の3要素が足りないと思います。私自身の例えで恐縮ですが、私は新卒で就職した金融機関から不動産会社に転職をしました。異業種への転職なので最初は苦労しましたが、必死になって働けば何とかなるものです。会社の社長と部長が常日頃「成功の秘訣は素直であること」と言っており共感した私は素直に実践しておりました。素直な気持ちを持ち仕事に取り組むと、下手なプライドや自我もでにくく、他人のアドバイスも吸収できます。そして仕事の結果が伴います。
その後、別の不動産会社に再就職をして、現在の会社では部下をもつ管理職として働いております。そうなると仕事は楽しくなり、ますます一生懸命に働き人生が好転していきます。つまり「ポジティブ」な姿勢で仕事に挑戦でき「仕事好き」になり関連する仕事内容を沢山勉強するようになりました。その結果、次期社長に任命されました。(今は大病など諸々の諸事情で断わりました)
30代で退職と転職を考えている方に是非とも伝えたいことは「中途採用は即戦力を求めているだけではなく、素直で前向きな気持ちで仕事を一生懸命に頑張る人を求めている」と思ってください。
3:「素直」「ポジティブ」「仕事好き」の3つが転職を成功させる
私は新卒で就職した金融機関で約7年間、融資係の担当として働きました。
金融機関が企業に融資をする基本的な考えがあります。
当時は上司から「足は利巧」(あしはりこう)と覚えろと言われました。
① 安全性
② 収益性
③ 発展性
④ 流動性
⑤ 公共性
上記の①~⑤を備わった事業計画に対して金融機関は融資を出しますとの考えです。私はこの考えを今も根底に意識して仕事をしております。企業は収益を上げて会社を発展させるべきですし、その事業を通して社会に貢献できる公共性が重要だと思います。また公共性がある仕事だからこそお客様に選んでもらえます。
日本の企業は100年企業が理想と言われているとおり、先代の社長が会長に退き、子息が2代目として引き継ぐ会社も多いです。必ずと言っていいほど、昔からの発想や経営方法、販売方法が時代とマッチしないのに先代の創業者が絶対的な自信があり事実、会社が存続している結果があるので考え方を変えず2代目が悩む傾向が強いです。
実際は何もしないとじり貧になっていくので、2代目は社員の意識改革に期待します。そこで「素直」「ポジティブ」「仕事好き」の3つが備わった社員であれば、30代から10年間くらい自分の会社で一生懸命働いてくれると、会社の幹部候補になると経営者は考えます。
実際、私自身が大手金融機関より不動産業界に転職をして現在の会社に至る2回目の転職を通してみても、中途採用で転職した人で、この人はきっと幸せな人生を送っているだとうろうなと思える人(成功している人)は共通して「素直」「ポジティブ」「仕事好き」の3つの性格と要素が備わった人なんですよね。
数年に一度は頭が切れて仕事ができる人が入社しますが・・・確かに仕事覚えは早いし要領もよいのですが、実直さが足らず一番は一生懸命に仕事をできない面が見受けられます。一生懸命に仕事をするとは毎日の日々を一歩ずつ進むことができるような仕事内容でないので結果が伴わないのです。不器用な人でも素直にまじめに日々仕事をこなし、怒られて感情が高ぶっても仕事をすることで感情を抑えてただひたすら仕事を頑張る人材やチームは大きな結果を残す傾向になるのは事実です。
これから「退職」と「転職」を検討される30代の方は是非、「素直」「ポジティブ」「仕事好き」の3つが自分の武器であると採用担当にアピールをして、入社後も実践してみてください。40歳過ぎて人生哲学ができたときに今の仕事が適職だと感じられる日が来ると思います。
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※ちなみに人間関係を理由に退職と転職を考えている方は下記記事を参考にして下さい
【初心者にオススメ】職場の人間関係に疲れたら退職代行を使って転職しましょう!
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※今の仕事が適職かどうか迷っている方はコチラの記事を参考にして下さい
【この考えが未来を左右する!】仕事が合わないと転職に悩むなら
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