未経験の異業種に転職を考えています。志望動機を聞かれたらどう答えよう?
同業種への転職なら知識と経験があるので話やすいですが、未経験の業界だと不安ですよね?
著者も、新卒で就職をした金融機関から不動産会社に転職をしたので、そのように不安になる気持ちがよくわかります。
結論から言いますと、志望動機は、嘘(うそ)や格好つける必要もなく、事実に基づき自分の描いた人生設計を語ればよいです。但しコツがあるんです(^_-)-☆
私の実例を参考に、もう少し具体的に話しますね。私が金融機関を辞めたい理由は沢山ありました。「安い給料」「朝が早い」「夜が遅い」「サービス残業」「ピンクのシャツを着ると怒られるような固苦しい環境」「創造性がなくつまらない仕事」「上司のパワハラ」etc・・・
こんなに会社へ不満をもっている人を採用なんかしたくないですよね(苦笑)
勿論、求職者が会社に不満があって辞めたい事は面接官もわかっています。だから求職者は、抱えている不満が自分の実現したい未来の足枷(あしかせ)になっている事を伝えればよいのです。
例えば私の場合ですと、「狭い団地育ちで自分の部屋がなく、誕生日会やクラスのグループ研究とかで自分の家に友だちを呼べず、大人になったら一戸建ての家に住みたいと子ども心に夢を持っていました。だから、早くマイホームが欲しい。けれど自分が融資係で働いているので、頭金2割以上を貯めていない状況で住宅ローンは怖くて借りたくない。だから、年功序列で給料が上がる金融機関このまま頑張るより、歩合で若いうちにお金を稼げる不動産業界で働きたいから応募しました。またマイホームが夢なので家が好きです・・・」
このように、真実に基づいたストーリーを面接官に伝えることがとても重要なんですよ。じつは私は今、転職した不動産会社で取締役兼営業部長として働いております。だから採用側で面接を受ける側なのですが、求職者の退職理由と志望動機の話に一貫性がないと、会話の文脈からそれが本心で語っているかどうかわかってしまうものです。要するに、優等生の発言をしようとして、色々と準備しても、面接官から逆質問をされると見透かされてしまうものです。けど、自分の実体験など、真実の人生ストーリーに基づい志望動機を話せば、あなたの入社意欲は面接官に伝わります。
【簡単に自己紹介】
ちなみに著者は、某不動産会社の営業部長として現役で働く50歳男性・通称「メタボ父さんです(^_-)-☆」
新卒で金融機関に就職し7年間、融資係を経験した後に1度目の転職で不動産業界に再就職をしました。不動産業界では売買営業マンとして働き、会社や上司に恵まれたおかげで平均的なサラリーマン収入より高い稼ぎが得られて金融機関時代より3倍の年収になりました。
その後、子どもが産まれて子どもの運動会に参加したい等、仕事だけでなくまともな時間が欲しくなり現在の会社に2度目の転職をしました。無我夢中に一生懸命仕事をしているうちに仕事が楽しくなり、40歳を超えたあたりで人生哲学ができて現在の仕事を適職と思えるようになりました。
異業種に転職を考えている人で「志望動機」の答え方に迷っている場合は、3分程度で読み終えるこの記事を是非、最後までお読みください。
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1:志望動機は未来を語ろう
面接官は、求職者が会社をすぐに辞めないだろうか?と考えながら話をしています。だから「私は御社に入社をして、このような人生を歩みたい」と未来を語り面接官に辞めない人材と思えるもらうことがとても重要です。
※ちなみに、面接では御社・履歴書は貴社です。
面接官は、あなたの本気度を見極めようと「逆質問」をしてきます。だから冒頭でもお伝えしたように、気持ちのない優等生な答えはダメです。嘘(うそ)とは言いすぎかもしれませんが、あなたの気持ちを正直に考えて志望動機を答えてください。まぁ・・・そもそも転職は人生をやり直す(リセット)重要な転換期です。あなたなりの「天職」や「適職」をみつけるために転職するわけですから、自分の気持ちは大事にしてください。
そう言えば、コロナ前の話だけど、知り合いの土木会社の社長が働く社員を募集するのに、一人当たり60万円~100万円の経費がかかると言ってました!
具体的には、転職サイトなど求人広告にかかる費用など数十万円です。でも日本人は中々、求人募集しても応募がないのですって。だから、外国人労働者を雇う場合が多いそうです。確かに街中でアジア系の土木労働者が増えてますよね。ところが困ったことに、最初に紹介センターへの経費と、住まい賃貸契約金など100万円は絶対かかる費用があって、しかも外国人の場合、突然失踪するケースも多いらしいのです。
要するに募集にかけた金が無駄になることもあるそうでぼやいておりました。
採用する相手企業が、それでけお金をかけて必死でよい人材を求めている訳ですから、採用を志望する方においても、退職についても腹をくくって転職先で頑張るのだとの意気込みを見せないと、中々採用には至らないと認識しておくべきです。どうしても自分中心で考えてしまいがちですが、相手(企業)も必死と言う事を覚えておきましょう。
2:志望動機はこれからどうしたいかを語ろう
面接の冒頭で「志望動機」を聞かれたあなたは、ざっくりと未来を語り面接官は安心しました。そうすると、次は具体的に「わが社に入社したら何をしたいか」など具体的な質問になってきます。要するに、最初に未来を語ることが本題に入る前のリード文で、面接官から「入社したらどうしたいか?」の回答が本題になります。
さて、ここで悩むことがありますよね?それは、業界未経験のあなたが、入社後の動きを具体的に話せるかと言うことです。まして、中途採用は「即戦力」を重視した募集が多いです。これが同業種への転職でしたら、当然話しやすいです。例えば美容師さんが、別の美容院に転職をするなら具体的に入店後の自分の活躍を伝えやすいです。でも安心してください。そもそもなんですが・・・
転職者の7割が未経験の異業種に転職をしている事実をご存知でしょうか?
リクルート社の「リクルートエージェント」が過去10年間の転職データーを分析した結果、7割の人は未経験の状態で異業種に転職しているそうです!
さらに厚生労働省が発表している統計データーをみると、転職者の4割は年収アップしており、同業種より異業種に転職した方が給料が上がる可能性あります。
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【年収アップのヒント!】賢い選択は20代に異業種へ転職すること
ちょっと、話が脱線してしまいましたが、要するに募集で「未経験大歓迎」「未経験可」と書いてある理由を考えてみてほしいのです。例えば、私が働く不動産業界には「タクシーの運転手」「先物取引の電話営業」「保険外交員」「専業主婦」など色々な職種の人が応募をしてきます。中途採用ですから、不動産経験者が優遇される(注目してくれる)のは間違いないのですが、「未経験大歓迎」「未経験可」と書いてある理由がしっかりあります。それは、その会社に業界未経験者が入社をしても、仕事ができる体制やシステムができているからです。もっと言うと、他の不動産会社で働いていた人が、別の不動産会社で働いても即戦力になるとはかぎらないものです。
だから説明が長くなってしまいましたが、逆質問で「あなたは入社したら、わが社の営業職としてやっていく自信がありますか?」など面接官から聞かれたら、自分の性格的な事をアピールしてみてください。例えば面接官に好印象を与えるには、「素直」「ポジティブ」「仕事好き」の3つが備わった社員であれば、30代から10年間くらい自分の会社で一生懸命働いてくれると面接官は考えます。
(成功している人)は共通して「素直」「ポジティブ」「仕事好き」の3つの性格と要素が備わった人なんですよね。
★★この3要素が備わった人であれば転職は成功します★★
〇素直な気持ちの社員になれそうか
〇ポジティブに考える社員になれそうか
〇仕事好き、勉強好きの社員になれそうか
私が面接官の立場で志望動機(退職理由)を聞くとします。
志望動機(退職理由)が給与に不満がある人が
「これから先、一生懸命働いても先輩社員のように給与アップを見込めないことが不満で御社で働きたいと思いました」
「だったらここから先、君はどうしたいのか」
ということを面接官は知りたいのです。
★★志望動機の答え方(例)★★
「私は給与に不満があり転職を希望しました。ただ正直申し上げますと本気で仕事に取組めない自分もいます。じっくり静観して考えたのですが、現在の会社には5年間お世話になりましが、金融業という仕事は間違えないことが一番大切な仕事で独創性も創造性にも欠ける仕事で夢中になれないのかもしれません。御社は不動産業界という異業種ですが、マイホームを夢見る人のお世話をしながら、歩合として成果報酬もいただけるようなので本気で仕事に取組める気がするのです。ですので御社の先輩社員の皆さまのアドバイスを素直に沢山聞きたいですし、本気で人生をやりなおしたいと決断した以上、これからは何が起きても前向き(ポジティブ)な気持ちで捉えるような生き方をしたいですし、今も不動産業界の本を沢山読んでいて、もともと家に興味があったので楽しくて仕方がないです。ですから御社に入社させていただけたら一生懸命頑張りたいです。」
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3:志望動機は自分の強みを語る大チャンス
最後になります。面接官に自分の性格を「素直」「ポジティブ」「仕事好き」とアピールをしても具体的には伝わりませんよね。でも面接官があなたに興味をもってくれたら「今の会社で何か実績はありますか?」と聞いてくるはずです。その逆質問がでたらあたなにとって大チャンスです!
ここで一気に勝負をかけましょう!
具体的には、あなたの小さな成功体験を話してください。
そもそも転職するのは、20代や30代が多いじゃないですか?
自己PRと言っても、そもそも若い年齢だとスキルも中途半端だし実績だって乏しいと思います。勿論、そんあことは面接官もわかりきっております。
だから、小さな成功体験を語ることがアピールの最大化につながります!
コチラも抽象的すぎるので具体例をだしますね。
私が転職活動をしていたときに使っていた手法です!私は新卒で金融機関に就職をして融資係として働いておりました。入社3年目頃の話ですが、カードローンの滞納者0名を支店で達成して表彰されたのです!
金融機関は本部から「今月は融資残高5千万円増やせ」とか「定期積金の増やせ」などノルマが与えられるのですが、その中でもカードローンの滞納者0名と言うのは面倒で管理職は積極的に動かないのです。だって必ず滞納の常連者っているんですよ。それを督促訪問したり時間と手間ばかりかかるのが督促業務です。そのような仕事は新人や若手がやらされます。
「入社3年目の私は融資係でメインの役割りは任せられなかったのですが、上司がしたがらないカードローンの督促業務を任せれて、全店で初めての滞納者0名を達成でき本部から表彰されたことがあります。元々、コツコツと勝つような仕事が向いている性格なものですから・・・・
弊社で活かせるあなたのスキルと経験は?➡小さな成功体験1つをアピール
小さな成功体験と言うのがポイントです。誰でも探せば小さな成功体験ってあると思うのですよ。私は転職活動の面接で、全店で初のカードローン滞納者0名の話は鉄板にしていました。
地道な努力を惜しまない人物像を、面接官に伝えます。
以上が「志望動機」の答え方についてのヒントになります。
ちなみに面接のパーフェクトな答え方をまとめた記事は下記になります。
是非、合わせてお読みいただけると、自信満々で面接で話せるはずです。
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【転職の面接で聞かれること】パーフェクトな答え方を完全解説します!
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