【20代の異業種転職で年収アップできる?】金融機関から転職した私の実体験

「今の会社で働き続けて、本当に年収は上がっていくのだろうか?」

20代で働いていると、一度くらいこんなことを考えませんか?

給料はなかなか上がらない。
仕事にも慣れてきたけれど、この会社で働き続けた先の自分が何となく見えてきた。

でも転職しようと思うと、

「自分には特別なスキルも実績もない」
「未経験の異業種へ転職して、今より年収が下がったらどうしよう」

そんな不安も出てくると思います。

その気持ち、私はよく分かります。

なぜなら私自身、20代のときに6年間勤めた金融機関を辞め、まったくの異業種だった不動産業界へ転職した経験があるからです。

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当時の私は、宅建士の資格を持って不動産業界でバリバリ働いていたわけでもなければ、不動産営業の経験があったわけでもありません。

それでも転職後は、歩合給のある不動産営業の世界で必死に働き、結果として金融機関時代より年収が大幅に上がりました。

その後、結婚して子どもが生まれ、私はもう一度転職します。

なぜなら、今度はお金とは違うものが欲しくなったからです。

「子どもの運動会に行きたい」
「授業参観にも行きたい」
「家族と過ごす時間が欲しい」

若い頃は、

「とにかく稼ぎたい!」

と思っていた私が、年齢を重ねるにつれて、

「年収が高ければ、それだけで転職成功なのだろうか?」

と考えるようになりました。

そして現在は、地域に密着した中小企業で不動産営業部長として働いています。

大企業ではありません。

それでも会社の中で自分を必要としてもらい、責任ある仕事を任され、自分の判断で仕事を動かせる立場になったことで、若い頃とは違う「仕事の面白さ」を感じるようになりました。

だから20代の頃の自分に今の私が一つだけ言えるとしたら、

「会社の大きさや知名度だけで、自分の将来を決めなくてもいいよ」

ということです。

異業種への転職によって年収が上がる人もいます。

反対に、年収だけを追いかけて転職しても、幸せになれるとは限りません。

大切なのは、

「これから伸びる場所はどこなのか?」
「自分を必要としてくれる会社はどこなのか?」
「その会社で自分は中心人物を目指せるのか?」

という視点を持つことだと、私は自分自身の転職経験から感じています。

この記事では、金融機関から異業種の不動産業界へ転職した私自身の経験と、その後、採用する側にもなった立場から、

・20代の異業種転職で年収アップを目指せる理由
・年収だけで転職先を決めない方がいい理由
・大企業だけでなく中小企業にも目を向けてほしい理由
・転職先で「中心人物」になれる会社の見つけ方
・これからの時代に転職先を選ぶときの考え方

をお話しします。

転職は、今いる会社から逃げるためだけにするものではありません。

自分がこれから何十年も働いていく中で、

「自分が必要とされる場所を探す」

ことも、転職する大きな意味の一つだと私は思っています。

20代で、

「このまま今の会社にいていいのかな?」

と少しでも感じている方は、私の失敗も成功も含めた転職経験を、ひとつの参考として最後まで読んでみてください(^_-)-☆


20代の異業種転職で年収アップはできる?

最初に結論からお話しすると、20代で転職して年収が上がることは十分にあります。

実際、厚生労働省の「雇用動向調査」では、転職後に前職より賃金が増えた人の割合は、

20~24歳で52.3%
25~29歳で44.4%

となっています。

もちろん、転職すれば全員の年収が上がるわけではありません。

まして、

「異業種へ転職すれば必ず年収アップできる」

という単純な話でもありません。

それでも私が20代の方に異業種への転職も選択肢として考えてほしいのは、20代なら「今まで何をしてきたか」だけでなく、これからの成長を期待して採用してもらえる可能性があるからです。

私自身が、まさにそうでした。

私は金融機関から未経験の不動産業界へ転職しました

私は新卒で金融機関に就職し、6年間働きました。

しかし、毎日遅くまで働いても給料に満足できず、金融機関独特の固い社風にも馴染めませんでした。

5年、6年と働いているうちに、

「このままここで働いていたら、自分の将来はだいたいこうなるんだろうな……」

と、良くも悪くも先が見えてしまったんです。

そこで私は、金融機関とはまったく違う不動産業界へ転職しました。

不動産営業の経験が豊富だったわけではありません。

それでも転職後は、成果が収入に反映される歩合給のある営業の世界で必死に働き、結果として金融機関時代より年収を大幅に増やすことができました。

※転職がうまくいかず疲れてしまった方は、こちらの記事も参考にしてください。

 

私の場合はかなり大きく収入が増えましたが、これはあくまで私自身の実体験です。

すべての人が同じようになるわけではありません。

ただ、この経験から私が20代の方にお伝えしたいことがあります。

今いる業界の給料が低いからといって、「自分には稼ぐ能力がない」と決めつける必要はありません。

 

業界が変われば、給与体系も変わります。

会社が変われば、同じ人間でも評価のされ方が変わります。

そして職種が変われば、それまで自分でも気づかなかった能力が評価されることもあります。

20代は「今の会社の給料」だけで自分の価値を決めない

例えば、現在の年収が300万円だったとします。

だからといって、

「自分という人間の価値が年収300万円」

という意味ではありません。

今いる会社の給与水準や業界の利益構造、評価制度などによって、給料は大きく変わります。

私も金融機関で働いていた頃と不動産営業になってからで、本人そのものが突然別人になったわけではありません(笑)

働く場所を変えたことで、自分の能力がお金に反映される仕組みが変わった。

これが大きかったと思っています。

だから私は、

「給料が安いから、もっと頑張らなくては」

と考えるだけではなく、

「自分の頑張りを評価してくれる業界や会社は、ほかにないだろうか?」

という視点も持ってほしいのです。

異業種転職で大切なのは「年収が高い業界」だけを探すことではない

ただし、ここで注意してほしいことがあります。

年収アップを目的に、

「給料が高そうだから、この業界にしよう!」

だけで転職先を決めるのはおすすめしません。

私自身、一度目の転職では年収が大幅に上がりました。

でも、その代わり仕事は猛烈に忙しくなりました。

若い頃は、

「稼げるなら働くぞ!」

でよかったんです(笑)

ところが結婚して子どもが生まれると、考え方が変わりました。

「幼稚園の運動会に行きたい」
「学校の授業参観にも行きたい」
「家族と過ごす時間も欲しい」

そう思うようになり、私は同じ不動産業界でもう一度転職しました。

2回目の転職では、以前ほど高い年収だけを追いかけませんでした。

その代わり、

家族との時間
仕事のやりがい
会社の中で自分が必要とされること
自分の判断で仕事を動かせること

こうしたものを得ることができました。

今振り返ると、これも私にとっては立派な「転職による年収アップとは違う成功」だったと思っています。

【一口ポイント】

20代の頃の私は、

「転職して、とにかく稼ぎたい!」

と思っていました。

そして実際に年収は上がりました。

でも年齢を重ねて分かったのは、

「年収が上がること」と「幸せになること」は、必ずしも同じではない

ということです。

だからこそ20代の皆さんには、年収だけではなく、

「その会社で5年後、10年後の自分がどうなっているのか?」

まで少しだけ想像して、転職先を選んでほしいと思っています(^_-)-☆

※転職先で中心人物として成長していく考え方については、こちらの記事でも詳しく解説しています。



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大手企業にこだわらない|中小企業で中心人物になるという選択

転職を考えるとき、

「できれば今より大きな会社へ行きたい」
「有名企業へ転職できれば成功」

と考える方もいると思います。

もちろん、大企業には安定した待遇や福利厚生、教育制度などのメリットがあります。

ですから私は、

「大企業より中小企業の方がいい」

と言いたいわけではありません。

私が自分自身の転職経験からお伝えしたいのは、

会社の規模だけで転職先を選ばない方がいい

ということです。

なぜなら、中小企業であっても自分の力を必要としてくれる会社に入り、そこで中心人物になれれば、仕事は驚くほど面白くなることがあるからです。

私は「会社の看板」より自分の居場所が大切だと気づきました

私は金融機関から不動産業界へ転職しました。

そして現在は、地域に密着した中小企業で不動産営業部長として働いています。

大企業ではありません。

しかし会社の規模が小さいからこそ、営業だけやっていればいいわけでもありません。

賃貸管理、オーナーさんへの提案、入居者対応、部下の育成、採用など、会社を動かしていくさまざまな仕事に関わります。

責任はあります。

失敗すれば、

「誰かが何とかしてくれるだろう」

では済まないこともあります(笑)

でも逆に、自分の提案によって会社が動いたり、お客様から直接感謝されたり、部下が成長していく姿を見ることもできます。

そして、

「この会社には自分の役割がある」

と思えるようになると、仕事に対する気持ちはずいぶん変わります。

私はこれが、中小企業で働く一つの面白さだと思っています。

転職先では「その会社の本業」を見てほしい

では、自分が中心人物になれる会社をどうやって探すのか。

私が転職先を見るときに大切だと思っていることの一つが、

「その会社は、何の仕事で利益を出している会社なのか?」

を見ることです。

会社にはそれぞれ、事業の中心となる本業があります。

私は、この本業に近い仕事をする人ほど、会社の中で重要な役割を任される可能性が高くなると考えています。

実際に、こんなことがありました。

【実例】大きなA社より小さなB社への転職をすすめた理由

以前、知り合いの塗装会社で職人をしていた30代の男性から、転職について相談を受けました。

建築関係のA社とB社、2社から内定をもらい、

「どちらへ転職した方がいいと思いますか?」

という相談でした。

A社の方が会社の規模は大きく、広告も積極的に出していました。

普通に考えれば、

「大きなA社の方が安心じゃない?」

と思うかもしれません。

ところが私は、規模の小さいB社をすすめました。

理由があります。

A社は、もともと外壁塗装を中心に成長してきた会社で、その後、建築分野にも事業を広げていました。

つまり、その会社を支えている本流の事業は外壁塗装だったのです。

一方、その男性が採用されたのは建築部門でした。

私は、

「もし会社の業績が悪くなったら、本業ではない部門はどうなるだろう?」

と考えました。

一方のB社は会社の規模こそ小さいものの、建築そのものが本業で、地域に密着して仕事を続けている会社でした。

そのため私は、

「私だったらB社を選ぶよ」

と伝えました。

十数年後、2社には違いが出ました

それから十数年が経ちました。

A社自体は現在も存続しています。

しかし、当時拡大していた建築部門は縮小し、人員も整理されました。

一方、B社へ転職した男性はどうなったか。

30代だった彼も40代になり、会社の重要な拠点を任される立場まで成長しました。

もちろん、これは一つの実例です。

B社を選べば誰でも同じように出世できるわけではありませんし、大企業より中小企業の方が安全だという意味でもありません。

ただ、私がこの経験から感じたのは、

転職は「入社した瞬間」だけを見て決めるものではない

ということです。

5年後、10年後、

「その会社で自分はどんな存在になっているだろう?」

という視点も大切だと思います。

中小企業だからこそ中心人物になれることもある

20代の転職では、会社の知名度や初任給ばかりに目が向いてしまうかもしれません。

でも私は、

「その会社で自分が必要とされる存在になれるか?」

という視点も持ってほしいと思っています。

100人、1,000人の中の一人として働くことが向いている人もいます。

反対に、10人、20人の会社で、

「この仕事はあなたに任せたい」

と言われることに喜びを感じる人もいます。

どちらが正解という話ではありません。

大切なのは、自分がどちらの働き方に幸せを感じる人間なのかを知ることです。

私は後者でした。

若い頃は、

「もっと稼ぎたい」

という気持ちで転職しました。

でも長く働いて分かったのは、

給料をもらうだけの場所より、自分が必要とされる場所で働く方が私は楽しかった

ということです。

これが、金融機関から転職し、その後もう一度転職してきた私がたどり着いた一つの答えです。

【一口ポイント】

転職先を探すとき、

「この会社は大きいか?」

だけを見るのではなく、

「この会社は何で稼いでいるのか?」
「自分が担当する仕事は、その会社の中心にある仕事なのか?」
「5年後、10年後、自分はこの会社でどんな立場になれそうか?」

この3つも考えてみてください。

中小企業への転職でも、

「あなたがいないと困る」

と言われる存在になれたら、仕事はかなり面白くなりますよ(^_-)-☆

AI時代の転職は「これから伸びる会社」を見極める

20代で異業種へ転職するのであれば、もう一つ考えてほしいことがあります。

それは、

「これから先も、その会社や仕事には成長する可能性があるのか?」

ということです。

転職した直後の給料だけを比較するのではなく、5年後、10年後にその会社がどうなっているのかを少し想像してみてください。

もちろん、未来を正確に予測することなんて誰にもできません。

私だってできません(笑)

でも、世の中がどちらへ向かっているのかを考えて転職先を選ぶことはできます。

そして現在、その大きな変化の一つがAI(人工知能)だと思います。

「AIに奪われない仕事」を探すだけでは足りない

以前の私はこの記事で、

「AIやロボットに置き換わりそうな仕事を避けよう」

という趣旨のことを書いていました。

しかし、今は少し考え方が変わりました。

AIが普及したからといって、ある職業が丸ごとなくなるとは限りません。

むしろ私が注目したいのは、

「AIを使って仕事をする人」と「AIを使わず今まで通り仕事をする人」の差が広がっていくのではないか

ということです。

例えば私が働いている不動産業界でも、物件の紹介、文章作成、資料作成、情報整理など、AIを活用できる場面は増えています。

でも最後に、

「この部屋を借りたい」
「この物件を売りたい」
「この修繕をどうしたらいい?」
「入居者とのトラブルをどう解決したらいい?」

と相談されたときには、現場を知っている人間の経験や判断が必要になる場面がたくさんあります。

つまり、

AIか人間か

という二者択一ではなく、

「自分の経験+AI」を使って価値を出せる人

が、これから強くなっていくのではないかと私は考えています。

転職先を見るなら「AIを使っているか」より「変化できる会社か」

20代の方が転職先を選ぶとき、

「AIを導入している会社だから将来性がある!」

と、それだけで判断する必要もありません。

もっと大切なのは、

世の中の変化に合わせて会社自身が変わろうとしているか

を見ることだと思います。

例えば、

・昔からの仕事のやり方だけに固執していないか
・新しい技術やサービスを取り入れているか
・若い社員の意見を聞く会社なのか
・社員が新しいことを学べる環境があるか
・会社の本業そのものに将来性があるか

こうした部分です。

私自身、昭和、平成、令和と会社員生活を続けてきましたが、仕事のやり方は本当に変わりました。

昔なら、

「上司の言うことを聞いて、とにかく会社のために働け!」

という会社も珍しくありませんでした。

でも今は、それだけでは若い人がついてこないでしょう。

働く側も、

「会社に一生守ってもらう」

という考えだけではなく、

「この会社で自分は何を身につけられるのか?」

という視点を持った方がいいと思います。

会社に自分の人生を預けすぎない

これは私が若い頃から強く感じていたことです。

会社員として働く以上、会社のルールに従う必要はあります。

でも、

自分の人生の主導権まで会社に渡す必要はありません。

昔は、大きな会社へ入り、会社の命令に従って転勤し、定年まで勤め上げることが「安定した人生」と考えられていた時代もありました。

それを幸せだと思う人もいるでしょう。

でも私は違いました。

私は、

「自分の人生のかじ取りは、自分でしたい」

と思ったんです。

だから金融機関を辞めました。

だから異業種へ転職しました。

そして収入だけでは満足できなくなったとき、もう一度働く場所を変えました。

振り返ってみると、私の転職はすべて、

「自分の人生を自分で選び直すこと」

だったように思います。

20代の転職は「今の年収」だけで決めない

この記事のテーマは、20代の異業種転職と年収アップです。

もちろん、給料は大切です。

私自身、若い頃はお金を稼ぎたくて転職しましたから、

「お金より大切なものがあります」

なんて格好いいことだけを言うつもりはありません(笑)

生活するにはお金が必要です。

結婚、子育て、住宅、老後。

年収が高いことには大きな意味があります。

ただ、転職先を比較するときには、

現在の年収だけでなく、その会社で自分が成長できるか

も見てほしいと思います。

20代なら、この先30年、40年と働く可能性があります。

だからこそ、

「給料が少し高い会社」

だけではなく、

「5年後の自分の価値を高めてくれる会社」

を探す。

私は、その視点が20代の異業種転職ではとても大切だと思っています。

【一口ポイント】

AI時代だからといって、

「AIに奪われない仕事はどれだ?」

と怖がる必要はないと思います。

それより、

「AIを使いながら、自分の経験や能力を伸ばせる会社はどこだろう?」

と考えてみてください。

そして会社を見るときは、

今の給料+会社の将来性+そこで成長した自分

この3つをセットで考えてみる。

20代なら、目先の年収だけではなく、10年後に稼げる自分をつくる転職も大切だと思います(^_-)-☆

まとめ|20代の転職は「年収」と「自分が活躍できる場所」の両方を考えよう

今回は、20代で異業種へ転職して年収アップを目指すことについて、私自身の転職経験を交えながらお話ししました。

私は新卒で金融機関に就職し、6年間働いたあと、未経験だった不動産業界へ転職しました。

一度目の転職で私が求めたものは、かなり単純です。

「もっと稼ぎたい!」

でした(笑)

結果として収入は大幅に増えました。

若かった私は必死に働きましたし、マイホームを購入することもできました。

だから私は、年収を上げたいという理由で転職することを悪いことだとはまったく思いません。

むしろ20代なら、

「今いる会社だけが、自分を評価してくれる場所ではない」

ということを知っておいてほしいと思います。

年収が上がれば転職成功とは限らなかった

ただ、私の転職には続きがあります。

結婚して子どもが生まれると、

「子どもの運動会に行きたい」
「授業参観にも行きたい」
「家族と過ごす時間が欲しい」

と思うようになりました。

そこで私は、同じ不動産業界でもう一度転職しました。

一度目の転職では収入を求め、二度目の転職では家族との時間や仕事のやりがいも求めました。

若い頃の私は、

年収が上がる=転職成功

くらいに考えていたのかもしれません。

でも長く働いてきた今は少し違います。

自分が必要とされる会社で働けること。
責任ある仕事を任せてもらえること。
自分の考えで仕事を動かせること。
そして仕事だけでなく、家族との時間も持てること。

これも転職によって得られる大切なものだと思っています。

大企業に入ることだけが転職成功ではない

この記事で特に20代の方へ伝えたいのは、

会社の知名度や規模だけで転職先を決めないでほしい

ということです。

もちろん、大企業には大企業の良さがあります。

中小企業なら必ず幸せになれるという話でもありません。

でも、自分の器や性格に合った会社に入り、

「この仕事はあなたに任せたい」

と言われる存在になる。

私は、そんな働き方も立派なキャリアアップだと思っています。

実際、私自身がそうでした。

金融機関を辞めたときには、今の自分を想像できませんでした。

異業種だった不動産業界へ飛び込み、転職を重ね、今では中小企業で不動産営業部長として働いています。

会社の規模よりも、

「そこで自分がどんな存在になれるのか?」

の方が、私にとっては大切でした。

20代なら「今の自分」だけで将来を決めなくていい

20代で転職を考えていると、

「自分には特別なスキルがない」
「たいした実績もない」
「異業種へ行って通用するのだろうか」

と不安になるかもしれません。

でも、20代の頃の私にも不動産営業の実績なんてありませんでした。

今までの経験が少ないからこそ、これから新しい仕事を覚えていける年代でもあります。

だから、

「今の会社で評価されていないから、自分には価値がない」

なんて思わないでください。

会社が変われば、評価される能力も変わります。

業界が変われば、収入の仕組みも変わります。

そして働く場所が変われば、仕事そのものが楽しくなることだってあります。

転職は「自分の人生を選び直すこと」でもある

私自身、転職によってすべてがうまくいったわけではありません。

仕事で悩んだこともあります。

人間関係で嫌な思いをしたこともあります。

「この転職は正しかったのかな?」

と思ったことだってあります。

それでも振り返ってみると、金融機関を辞めて異業種へ転職したことは、私の人生にとって大きな転機になりました。

だから20代で、

「このまま今の会社で働き続けていいのかな?」

と悩んでいる方には、一度立ち止まって考えてみてほしいです。

「もっと給料をもらえる会社はないだろうか?」

だけではなく、

「自分を必要としてくれる会社はどこだろう?」
「自分が中心人物になれる場所はどこだろう?」
「10年後、自分はどんな働き方をしていたいだろう?」

と。

転職するか、今の会社に残るか。

最後に決めるのは自分です。

でも、会社に人生のすべてを決めてもらう必要はありません。

自分の人生のかじ取りは、自分でする。

金融機関から異業種へ転職し、その後もう一度転職した私が、今だから20代の自分に言ってあげたい言葉です。

【一口ポイント】

20代の頃は、

「どの会社に入れば正解なんだろう?」

と考えてしまいます。

でも今の私は、

「どの会社なら自分が必要とされる人間になれるだろう?」

と考える方が大切だと思っています。

年収アップを目指すのも大賛成です。

ただ、その先にある、

「仕事が楽しい」
「家族との時間もある」
「自分が必要とされている」

そんな働き方まで手に入れることができたら、それこそ本当の転職成功ではないでしょうか(^_-)-☆

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